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DANCERS FILE

【DANCERS FILE Vol.59】UWA

2024.08.31

ダンサーの枠に囚われず、自身のスタイルを確立し続けるアーティスト、UWA

栃木県出身、20歳のUWA。HIPHOPとPOPPINGをメインにダンサーとして活躍中。さらにSNSを中心にファッションや美容系の発信も行い、ダンス経験の有無関係なく、多くのファンに支持されている。iCONZのオーディションも経てアーティストデビューの経験もある彼女に、現在はどのように活動しているのか、自分のスタイルを確立するために必要なことなど様々な話を聞いた。さらにダンスムービーも撮影。そちらもぜひチェックしてほしい!

「4歳年上の姉の影響で、3歳からチアダンスを始め、小学1年生の頃からストリートダンスを始めました。赤ちゃんの頃から音楽が好きな子供だったそうで、TVを見ながら踊っていたみたいです。その姿を見た母が、UWAはHIPHOPなどのストリートダンスの方が向いているのでは?と、ストリートダンスの世界に導いてくれました。小学生の頃はフリースタイルでバトルに出ていることやストリートでの活動が多かったです。」

「元々出身は栃木なので、栃木のダンススタジオに通いながら、ダンスバトルをメインに東京の方まで幼いながらに行っていました。小学3年生くらいから川崎のSTUDIO S.W.A.G.にも通うようになりました。私がダンスに人生賭けると決めたのがちょうどその頃。RIEHATAさんとLOL K!DSが大好きで、初めてRIEさんのレッスンを受けたのがきっかけです。当時は、KONNICHIWAっていうイベントでRIEさんのナンバーにも出ていましたね。」

「最初はHIPHOP。その後STUDIO S.W.A.G.に通っていた影響もあり、SWAGな感じやニュースタイルじゃないけど、もっと海外の黒人さんとかが踊るGroovyなHIPHOPもやりました。WSがあるとWAACKとかHOUSE、KRUMPなど、色々経験として受けたことはあります。今のメインはHIPHOPとPOPOINGです。」

「KELOさんに出会って、ジャンルがPOPPINGとアニメーションだったことがきっかけです。小学4年生の頃に1度だけKELOさんのWSを受けましたが、しっかりレッスンに通えるようになったのは小学6年生の時。元々振り覚えが悪いタイプだったのですが、KELOさんのダンスを初めて踊った時に、難しいけど体にスッと入ってきて楽しいと思って、のめり込みました。そこから栃木から神奈川までレッスンに毎週通っていましたね。私にとって師匠はKELOさんです。アーティスト活動中もプライベートレッスンをしていただくこともありました。」

「自分の可能性をもっといろんな方に見つけてもらいたいと思ったからです。ダンサーってダンサーだけで留まってしまうのが勿体無いと私は思っていて。自分はダンサーでなく、様々な可能性を試してみたい気持ちが強かったのもありますね。」

「マイクを持つこと自体も、レコーディングルームに入るのも初めて。歌詞を書いてもらって、それが自分の声で、曲として完成するのも初めてで、とにかくわからないことだらけでした。だからこそ、海外のアーティストや日本のラッパーとか、色々な人を見てインプットし続けましたね。ここのエッジボイスが格好いいなとか、ハスキーな部分好きだなとか研究して、自分に取り入れていました。」

「オーディションに参加する前と今では活動の仕方が違うなとは思っています。今自分がしたい活動も、ダンサーでありつつ、ファッションや美容が好きな方とか、色々な視点でファンの方たちに見てもらいたいって思う。だから昔みたいに作品やナンバーを出したりはしていません。もっとアーティスティックに、ダンサーだけどアーティストとして活動しています。」

「私は悔しいと思って伸びるタイプでした。だから、とにかくレッスンを受けていた頃は、PICK UPとかでも悔しいなと思う日は帰宅して、朝の5時まで踊っていました。暇さえあれば音楽かけて、動画撮って、自分の動きやシルエットのチェック。格好良くないところや気に入らないところなどの改善、研究をしていましたね。悔しいと思う気持ちを大切にして、そこから自分の弱い部分とかを研究していくっていうのを私は大切にしています。」

「必要なスキルというより、自分が持っている内側の部分。好きな曲を聴いている時に湧き出るダンスやGrooveが大事かなと思います。3日前までLAに行っていて、PLAYGROUNDとmillenniumでレッスンを受けてきました。日本のスタジオに行くと真剣にレッスンを受けて、スキルをメインにやっている感覚があって、それも日本やアジアの良さだなと感じています。でもLAに行くとみんなスキルよりもパワーとかGrooveが本当にすごくて、圧巻でした。自分に足りないものはこれだって思わされましたね。」

「私は海外の感じがすごく好きで、タイトなアイテムとか、変わった形の服装とかが好きです。街中や電車で見かけたらちょっと変わった人いるなと思われるかもしれませんが、個性がある人が私は魅力的だと思うので、自分が着たい服を着たい。人目を気にして、この服はやめておこうとかいう判断をしないっていうのがこだわりです。」

「体型には気を遣っています。好きなものももちろん食べますが、その分しっかり運動したり、パーソナルジムに通ったりしています。パーソナルでは全体的なトレーニング。家だとストレッチやマッサージで体をほぐすことを中心に、ツイストの腹筋を30回、プランクなどお腹をメインに少し筋トレをして鍛えています。あとは普段からよく歩いて代謝を落とさないよう意識すること。食事も和食をメインに自炊して、健康な思考に常に居られるようにしています。朝は納豆卵かけご飯って決めていて、夜は小麦を取らないようにしているので、最近はミルフィーユ鍋やミネストローネなどのヘルシー系なものを食べています。パスタやパンなどはあまり食べないですね。」

「これからダンスを始めたい人も、今ダンスをしていてこれから活躍したい人も、自分を持って自分のスタイルを確立してほしい。人と比べることもあると思うけど、好きな音楽を聴いて、好きなダンサーの動きを見てインプットした上で、自分のものにして、自信を持って踊ってもらえたらいいなと思います。」

Talk about stylng
「普段から自分が着るようなシルエットだったのですごく気に入りました。デザインは自分の持ってない新しいもので、デニムの感じも、ファスナーやベルトの位置とかもあまり他とは被らなくて新鮮でした。自分がお店に行って見つけたら買ってそうです。」

着用衣装
アトモス ピンク ケミカル ウォッシュ デニム ビスチェ

24ss-apta10-blu
税込 ¥8,800
https://www.atmos-pink.com/item/fone/24ss-apta10-blu

アトモス ピンク ケミカル ウォッシュ カーゴ ジーンズ
24ss-appt11-blu
税込 ¥13,200
https://www.atmos-pink.com/item/fone/24ss-appt11-blu

Talk about sneakers
「デザインがすごく可愛い。履いてみた感じもクッション性があってよかったです。ダンスをしていると色々な角度に足を使っているので、バランスを取れるかが大事。そういう部分を踏まえてもこの靴はすごく踊りやすかったです。」

着用スニーカー
ナイキ ウィメンズ ショックス R4

hf5076-100
税込 ¥20,130
https://www.atmos-pink.com/item/nike/hf5076-100

UWA Profile
3 才よりダンスを始め、2023 年 LDH JAPAN と HYBE LABELS JAPAN の 初共同プロデュースによるガールズグループ『MOONCHILD』としてデビュー。 2024 年 4 月にグループは解散し、現在はフリーとしてダンスを中心に活動中。

STAFF CREDIT

Model:UWA
https://www.instagram.com/uwakitadera

Photo & Movie:REALY
https://www.instagram.com/realy_photo_osaka

Edit & text:megu
https://instagram.com/megu3_hanabi

Production:bashment
https://www.instagram.com/bashment_inc/